1. ホーム
  2. フケの基礎知識
  3. フケ症の進み方

フケ症の進み方

フケ症を放置していると、深刻な症状を招いてしまうことがあります。
放置する理由で最も多いのが、
気づいているのに軽視して対処を怠ることだと思いますが、
それ以前に症状が悪化していることに気づかないケースも少なくありません。

ここで述べるような症状が見られたら、すぐにフケ症を疑いましょう。

フケが落ちた段階で自覚しよう

フケ症は気づいたときは軽くても、
その後、段階的に症状が悪化していくことがあります。
症状が進むスピードは自覚できないことが多く、
気づいたら重度のフケ症になっていたというケースが少なくありません。

軽度のフケ症であっても放置してはならないのはこのためです。

フケの散乱がひどくなっていく

典型的なフケ症の進み方を説明しましょう。

初期のうちは、頭を軽く掻いたりしたときにフケが落ちるのを見て、
「フケが少し多くなったかな?」と感じる程度です。

それが少し進むと、しばしば肩に落ちたフケが見られるようになります。
こうなると他人の目が気になってくるのが普通です。
特にスーツや学生服などはフケが目立ちやすく、
常に肩に目を向けていないと、フケを人に見られてしまいます。

この段階でフケが深刻な問題だと自覚できればよいのですが、
残念ながら、さらに悪化しないと気づかない人もいます。

フケが重症化すると、枕元に大量のフケが散乱していたということがよくあります。
本当に重度のフケ症になると、自分の部屋にフケが散乱し、
風でフケが舞い上がって、机の上も本棚も、
至るところにフケが落ちているという、見るも無惨な光景になることも……

これは見た目の問題だけでなく、衛生的にも非常に悪い状態です。
フケはダニの格好の餌になるので、
疥癬やアレルギーなど、ダニ由来の病気の原因になってしまいます。

ここまで来ると、フケ症はれっきとした病気と言えます。

頭皮の変化

フケ症は頭皮から起こるものですが、
同時に頭皮に悪影響を与えるものでもあります。

重度のフケ症では、頭皮に次のような症状が出ます。

  • 頭皮の毛穴から脂肪の固まりが出てくる
  • 頭皮が炎症を起こして赤くなる
  • 炎症が耳の裏や首、さらには背中にまで広がる

このように、頭皮から始まったフケ症がその近くの皮膚まで拡大し、
広範囲の皮膚を浸食していくこともあるのです

あくまで皮膚だけの炎症のため、命に別状はありませんが、
顔の皮膚が炎症を起こすと、見た目が非常に悪く、
通常の社会生活さえ困難になってしまうこともあります。

その意味で、フケ症は精神的な病気と言うこともできるでしょう。

フケから起こる脱毛にも注意

過剰なフケは、頭皮の毛穴を詰まらせる原因にもなり得ます。
毛穴が詰まると何が起きるか。

顔の皮膚であればニキビができることは、特に女性の方はご存じだと思いますが、
頭皮の場合は脱毛が起こります。
毛穴が塞がれると、髪の毛が育たなくなってしまうからです。

フケ症を軽く見て治療しないでいると、薄毛を誘発してしまいます。
これは何としても避けなければなりません。